Family & Me Books Blog

~親をたのしむ絵本時間~

【0,1,2,3歳】待ち時間におすすめ!しかけ絵本5選

病院の待ち時間や移動中は、お子さんにとって退屈になりがちですよね。

 

「長いお話しの絵本は声が気になって心配、おもちゃは遊ぶ場所がない・・・」

そんなときは手軽に遊べるしかけ絵本がおすすめです!

しかけで遊べる絵本を5冊紹介します。

 

1,『やさいさん』tupera tupera 著、学研プラス

楽しいしかけ絵本も横に広がると周りの迷惑になるかも・・・と考えがちですよね。

こちらは上にページが広がるしかけ絵本です。

 

土の中はどうなっているの?

畑に生えている野菜を上にめくって収穫します。

ページをめくると大きなページとなり、野菜が『すっぽーん』と飛び出します。

野菜にユニークな顔がついており、いないいないばあのように遊ぶことができます。

 

また絵は野菜の葉の特徴がしっかりわかるようになっているため、

どの葉がどんな野菜につながっているか食育にもおすすめです。

 

2,『ふわふわだあれ? (NEWぴよちゃんとあそぼ!)』いりやま さとし 著、学研プラス

ふわふわとした布を触って感触を楽しむことができるしかけ絵本です。

やわらかな動物のおしりやおなかを触って、なんの動物の毛か当てましょう!

普段は「触っちゃだめ!」と怒る機会の方が多くなりがちですが、

それぞれ違う触り心地に興味津々で触ってくれるはずです。

 

ボードブックのため丈夫で落としても安心です。    

 

3,『とびだす!うごく! どうぶつ』わらべ きみか 絵、小学館

手のひらサイズのしかけを動かして遊ぶ絵本です。

ページをめくるとダイナミックに動物たちが飛び出します。

小さいながらもしかけが凝っていて、触って動かして楽しめます。

 

小さいため荷物が多くなりがちな低年齢のお子さんとのおでかけにおすすめです。

 

4,『ふわふわゆびにんぎょうえほん なにして あそぶ』佐古 百美 絵、金の星社

ふわふわの指人形がページの中央についているしかけ絵本です。

指人形を動かしてライオンさんをおもちゃで遊ばせます。

「〇〇ちゃんはどのおもちゃで遊びたいかな?」など

お子さんの好きなものから会話を広げると待ち時間を楽しく過ごせます。

 

お話しにあきたら、やわらかい指人形でこちょこちょをして遊ぶのもおすすめです。

 

5,『ボードブック はらぺこあおむし (偕成社ボードブック)』エリック カール 著、偕成社; Illustrated版

はらぺこあおむし』は世界中に知られている穴が開いているしかけ絵本です。

うまれたばかりのあおむしは、食べ物を探しに行きます。

あおむしはどんな食べ物を食べるでしょうか?

 

ハードカバー版、大型本版、布絵本版などさまざまなタイプが販売されていますが、

こちらではボードブック版をおすすめします。

小さめでページもしっかりした素材であるため、

お子さんが穴に指をぶすっとさしても壊れにくいです。

 

あおむしと一緒にお子さんとくだものを食べるまねをするのも楽しいですよ。

 

 

しかけ絵本でちょっとした待ち時間を楽しいひと時にしてくださいね。

子どもと遊びながら読める『ゆすってごらん りんごの木』ニコ・シュテルンバウム 著

子どもと遊びながら読める『ゆすってごらん りんごの木』ニコ・シュテルンバウム 著

 


1,内容紹介

子どもとの絵本の時間は大人にとって退屈になりがち。

そんな大人の皆さんにおすすめな絵本が

参加型絵本として有名な『ゆすってごらん りんごの木』です。

 

ストーリーは簡単。

さまざまなかわいいキャラクター達次々にでてきて

読者である子どもたちにお願いします。

絵本を振ったり、絵に息を吹きかけたり、さまざまな動きをすることで、

キャラクター達の問題を解決します!

 

2,楽しみ方

お子さんのかわいい姿を見たい!

体を動かして子どももにっこり、子どものかわいい姿が見られて親もにっこり。

そんな素敵な絵本です。

カメラを向けると嫌がるお子さんも本に集中しているため、

可愛らしい姿を動画に残したい皆さんにおすすめです。

 

 

 

【0,1,2歳】あかちゃんと音の響きを楽しむ絵本5選

あかちゃんと楽しい時間を過ごしたい方へ、0歳から楽しめる絵本の紹介です。
リズミカルなことばですぐに読める絵本を5つ紹介します。
プレゼントにもおすすめです。

 

1,『じゃあじゃあびりびり(まついのりこあかちゃんの絵本)』まついのりこ 作・絵、偕成社


はっきりした色に身近なモチーフが次々と登場します。
『いぬ、わんわんわん』といったように登場する絵とオノマトペ
リズミカルに楽しめます。

ボードブックのため、あかちゃんが振り回しても破れる心配はありません。

 

2,もいもい (あかちゃん学絵本)』市原 淳 、 開 一夫 作、ディスカヴァー・トゥエンティワン


絵本づくりにあかちゃんも関わった
「あかちゃんの視線がくぎづけになる」と話題になった絵本です。
『もいもい』のリズムにあわせて、キャラクター大きくなったり小さくなったりします。

もいもいの不思議な動きにあかちゃんも釘付けになる一冊です。

 

3,『ころころ』元永 定正 さく、福音館書店

丸がころころと転がっていくシンプルな絵本です。

横に転がったり、下に転がったり、飛び上がったりする丸をお子さんと一緒に楽しみましょう。

ころころ転がるものが好きなあかちゃんにおすすめです。

 

4,『ぽぽぽぽぽ (偕成社五味太郎絵本)』五味太郎 作、偕成社

『ぽぽぽぽぽ』と音を響かせ、SLが野を越え山を越えどんどん進みます。
きつい坂道を上り『ぼぼぼぼぼ』、客車を一台忘れて『ぽぽぽぽぴ』と少し人間臭いSLを
お子さんと一緒に応援しましょう。

 

5,『まるさんかくぞう』及川 賢治(著)、竹内 繭子 (著)、文溪堂

あかちゃんが認識しやすい、シンプルな絵と言葉が次々と登場します。

『まるさんかくぞう』と登場するモチーフをひたすら読み上げる絵本です。

繰り替えしのリズムに乗って、

次はどんなモチーフが出てくるかわくわくしながら読み進められます。

 

 

ぴったりの一冊を見つけて、あかちゃんと絵本の世界を楽しんでみてくださいね。

 

以上、【0,1,2歳】あかちゃんと音の響きを楽しむ絵本5選でした。

【3,4歳~】ちょっぴり子どもに優しくなれる『おしっこちょっぴりもれたろう』感想

『おしっこちょっぴりもれたろう』ヨシタケ シンスケ 作、PHP研究所

 

 

内容紹介

主人公のぼくは、いつもトイレの後おしっこがちょっぴり漏れてしまう「おしっこちょっぴりもれたろう」。
そのことをお母さんに怒られるのが嫌で、
同じ「おしっこちょっぴりもれたろう」仲間を探しに行きます。

ところが出会ったのは、違う悩みを持った子たちばかりでした。

 

おすすめポイント

子どもが二歳の頃、親戚から「トイトレ前にトイレに興味を持ってもらえるように~

とプレゼントしてもらい読みました。

 

おしっこがもれてしまっても『ちょっぴりだから』とユーモアある主人公に

子どもは共感するようで大好きな絵本です。

 

大人の方へのおすすめポイントは、なんといっても優しいストーリーです。


タイトルからトイトレのお話しかと思われますが、

実は主人公が様々な悩みを持つ子を発見し、自分や人の悩みを受け入れていく物語です。

 

「みんな違ってみんないい」のようなきれいごとや「違うから助けないと!」といっ

押し付けはありません。

単に「みんな違うよね。困ったことあるよね。」と共感できるような内容で、

子どもと思いやりについて考えるのにぴったりです。

 

自分の子どもにはできることを求めがちですが、

「まだ難しいよね。」と子どもの気持ちを受け止める余裕ができる、そんな一冊です。

ちなみにわが家もおむつが取れ、ちょうど「おしっこちょっぴりもれたろう」になりした。

改善されるのはまだ先になりそうです。

 

 

以上、『おしっこちょっぴりもれたろう』ヨシタケ シンスケ 作、PHP研究所の紹介でした。

【3,4,5歳】大人も嬉しいおしゃれな挿絵!『あいうえおの本』安野光雅(作)をおすすめします

『あいうえおの本』 福音館書店安野光雅 作

 

 

1,内容紹介

大人である私も楽した!

美麗イラストが添えられたあいうえおを学べる絵本です。


50音をすでに知っている大人にとって、ひらがなが学べる本は退屈になりがちです。
しかしこの本は、よくあるひらがなとその頭文字に対応した絵が
みられるだけではありません。

 

木片を加工したような不思議なひらがなとメインのイラストに加え、
周りに額縁のように添えられたイラストもまた
すべて同じ頭文字です。

 

“あ”のページであれば、メインのイラストは“あんぱん”。
その周りを“あさがお”“あひる”、“ありくい”…といった
同じひらがなからはじまるイラストがずらりと並んでいます。


2,楽しみ方

メインのイラストの中にも、同じ頭文字のものがいくつも隠れていることがあります。
「この絵のもの知ってる?」「〇〇はどこにある?」といった
簡単なクイズをしながら読むと楽しめます。

絵本の最後の方に『このほんに でてくるものの てびき』があるため、
そちらを確認しながらイラストを探しても面白いですよ。

 

 

以上、おすすめの絵本『あいうえおの本』 福音館書店安野光雅 作 の紹介でした。

 

このブログを読むにあたっての注意点

閲覧ありがとうございます。桃井です。

絵本・本の紹介記事について注意点をまとめました。

 

【注意点】

1,絵本の対象年齢について

絵本の対象年齢はあくまでも目安です。
対象年齢のお子さんが絵本に興味を持てなかった、読めなかった、
または簡単すぎたといった場合もあるかと存じます。

あくまでも出版社が独自で提示している対象年齢を参考に、
当ブログ管理者の判断で参考として記載します。

 

2,記事内の表記について

このブログでは以下のようにタイトル、著者、出版社を記載します。

 

『タイトル』著者名, 出版社


また記事内では以下のように記載します。

 

 ・『』…本のタイトル、もしくは絵本の本文の引用、「」が利用される会話文内の会話文
 ・「」…ブログ管理人の感じたこと、またはお子さんへの声掛け例などの会話文

 


こちらの内容は適宜修正されることがあるためご注意ください。

 

以上

このブログについて

閲覧ありがとうございます。
「Family & Me Books Blog」の桃井です。

毎日子どものために読み聞かせる絵本の楽しさ、
そして趣味で読む本の面白さを皆さんと共有したくブログを開設しました。

わが家は本好き一家で、夫婦交代で毎週図書館に通っています。
子どものためにたいてい5冊ずつ本を借りるので、
年間1000冊以上の絵本を子どもに読み聞かせていることになります。

自分が子どもの時に読んでいた絵本をわが子と共に読む感動。
そして、わかりきっている内容を何度も繰り返し読まされる絶望。
親になれば誰もが経験すると思います。


読み聞かせは楽しい時間です。


とはいえ、子どものための時間になりがちで、大人にとっては物足りないこともあります。


そこで当ブログでは、子どもの読み聞かせにおすすめしたい絵本を紹介する中で、
大人にとっても楽しい!と思えるポイントも書いていければと思っています。
そして、家族の時間に楽しめる大人向けの本や自分一人に楽しみたい本も紹介します。

忙しい日々の中、毎日が怒涛のように過ぎていきます。
子どもにとっても、大人にとっても
本と共に楽しい時間を過ごせるきっかけになるような記事を執筆していきたいと考えています。

 

 

桃井