『おしっこちょっぴりもれたろう』ヨシタケ シンスケ 作、PHP研究所
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内容紹介
主人公のぼくは、いつもトイレの後おしっこがちょっぴり漏れてしまう「おしっこちょっぴりもれたろう」。
そのことをお母さんに怒られるのが嫌で、
同じ「おしっこちょっぴりもれたろう」仲間を探しに行きます。
ところが出会ったのは、違う悩みを持った子たちばかりでした。
おすすめポイント
子どもが二歳の頃、親戚から「トイトレ前にトイレに興味を持ってもらえるように~
とプレゼントしてもらい読みました。
おしっこがもれてしまっても『ちょっぴりだから』とユーモアある主人公に
子どもは共感するようで大好きな絵本です。
大人の方へのおすすめポイントは、なんといっても優しいストーリーです。
タイトルからトイトレのお話しかと思われますが、
実は主人公が様々な悩みを持つ子を発見し、自分や人の悩みを受け入れていく物語です。
「みんな違ってみんないい」のようなきれいごとや「違うから助けないと!」といっ
押し付けはありません。
単に「みんな違うよね。困ったことあるよね。」と共感できるような内容で、
子どもと思いやりについて考えるのにぴったりです。
自分の子どもにはできることを求めがちですが、
「まだ難しいよね。」と子どもの気持ちを受け止める余裕ができる、そんな一冊です。
ちなみにわが家もおむつが取れ、ちょうど「おしっこちょっぴりもれたろう」になりした。
改善されるのはまだ先になりそうです。
以上、『おしっこちょっぴりもれたろう』ヨシタケ シンスケ 作、PHP研究所の紹介でした。