お子さまがいるご家庭でも、コロナ禍の影響でリモートワークの機会が増えたのではないでしょうか。
親の働く姿を見せられるのは良いものの、子どもにとってはなにをらしているかわかりづらく、つまらない姿でもあります…。
そこでかわいいくまさんに、働いている姿を見せてもらうのはいかがでしょうか?
『パン屋のくまさん』フィービ・フォーシントン(作・絵)、いしい ももこ(訳)、福音館書店
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主人公は可愛らしいテディベアのような『くまさん』
くまさんは一人でパン屋を営んでいます。
朝早く起き出して、パンを焼き、お店を整え、配達に行き、
お店でお客さんを接客もし、営業が終われば会計もします。
可愛らしいのに働きもののくまさんの一日が、
淡々とした様子で描かれています。
働くことは大変なことですが、くまさんの丁寧に生きる姿に
共感するパパ、ママは多いのではないでしょうか。
頑張って働けば一日の終わりに暖炉で自分で作ったパンを焼いて、
お茶を飲みながらのんびりする素敵な時間も待っています。
パソコンに向かって仕事をする姿を見て、
子どもに『働く』ことを理解させることは難しいことだと思います。
絵本のくまさんの働く様子に合わせて
「ママは今日はパソコンでお金の計算したんだよ。
お店が終わった後のくまさんと同じだね。」など
ご自分のお仕事に合わせてお話ししてみてくださいね。
絵本の最後でくまさんも眠るので、寝かしつけの絵本にも最適です。
このくまさんシリーズではくまさんはいろいろなお仕事に就いているので、
ぜひお子さんの興味に合わせて選んでみてくださいね。
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